INTERVIEW インタビュー
I.Sさん
2019年入社|浜松泉店 プロデューサー(商品開発者)
エコール辻東京 製菓マスターカレッジ卒業 その後1年程フランス校へ留学
神戸と浜松のベーカリーで修行を積み、ショパンへ入社
現在は浜松泉店で製造・商品開発者としてプロダクト委員長して活躍中


Iさんはなぜパン職人になろうと思ったのですか
?

元々はパティシエになろうと思っていたんですが、専門学生の時にパン作りのおもしろさや楽しさに気づき、パン職人になろうと思いました。

どんな楽しさに気づいたのですか?

同じ材料からこんなにもたくさんの種類のパンが作れるんだということに、自分の中から好奇心が生まれたんです。

入社後に驚いたことはありますか?

今までのベーカリーとは違い、作るパンの種類と量の多さに驚いたことです。
自分にとってはこんなにたくさんのパンを作ることができ、買ってくれるお客様が多くいることもうれしかったです。

さすが地元1番のベーカリー!Iさんの好奇心に火をつけたわけですね。
今はどんなお仕事を任されているのですか?

浜松泉店の製造全体の管理やショパン全体の生地やパンの改良・開発を任されています。

ショパンのクオリティを保つ大切なポジションですね。
商品開発についての楽しさはどんなことですか?

元々、作ることが好きですが、作ったパンを誰かに食べてもらうことが自分の幸せです。

こんなパンなら美味しいだろうな、お客様の“こんなパン食べてみたい”と思ったものを形にできた時の達成感やそれを美味しいと言ってもらえた時の喜びは商品開発をしていく過程で自分を含めて、たくさんの人を幸せにできることが商品開発の楽しさです。

たくさんのパンを作りたいという人なら、本当に楽しそうですね。
ですが逆に大変さもあるのではないですか?

そうですね、試作で少量作る時は上手くいくのに、実際にお店に出すとなった時に仕事のローテーションに上手く組み込めるのか、誰がやってもクオリティを落とさずにできるのかなど、他のメンバーにしっかり情報伝達していかないといけないことです。
そう考えることから開発は始まる。

その他に、働いていてどんな時に楽しいと感じますか

忙しいのが好きなので、お店が忙しければ忙しいほど楽しいです。

新商品のアイデアはどこから湧いてくるのですか?

普段から雑誌やSNSでパンを見ているので、自分の中でそれを組み合わせたりしています。

ご家族から意見をもらったりしますか?

子どもたちがどんなパンを美味しいと言っているのか、妻には“こんなのどう?”と聞いています。

ご飯も食べますか?

もちろん食べますよ。朝・昼パンのことが多いので夜はご飯が食べたいです。
ご飯に合うものは意外とパンにも合ったりするのでそこからもヒントを得ています。

自分の考えた商品のお客さまの反応エピソードがあったら教えてください。

お客様から、フェアが終わった後に、フェア商品がおいしくて好きだったからまたやって欲しいと言われたことです。

自分の考えた商品の売れ行きなど気になったりしますか?

自分の考えた商品は毎日、自分の休みの日でも売れているのか気になりレポートを見ています。

たくさんのパンを開発され、大きく成長されているかと思いますが、ショパンに入社して一番自分が成長したと思うところはありますか?

昔は美味しいパンを作っていれば売れると思っていたのですが、接客や見せ方、経営など様々な視点からパンを売るということが考えられるようになりました。

視野が広がったわけですね。

あまり売れ行きの良くない商品であっても、ディスプレイ、商品コール、パンの見た目を少し変えるなどをするだけで、急に売れるなどの経験を何度もしました。
忘れてはいけないこと。
お客様や会社の仲間がいたから次も頑張ろうと思えた。

最後に、これからの目標を教えてください!

自分がパンを大好きないように、後輩・部下にもパンを大好きになってもらえるように、パン作りの楽しさを周りにどんどん伝えていきたいと思っています。働いている人もお客様もお互いに幸せになれるお店作りを目指していきたいです。
休日の過ごし方を教えてください。
6:00 起床
8:00 子供たちを保育園へ送る
9:00 スーパーなど買い物
12:00 昼食
13:00 家の掃除
14:00 読書やコーヒーで一息
15:00 保育園お迎え
18:00 お風呂
19:00 夕食
22:00 就寝
